お疲れ様です。呼ばれたので今週末に名古屋に行ってきますふぇでらです。さて。数多の激戦とドラマが生まれたウィンブルドン(全英オープン)2014は、ジョコビッチ対フェデラーという決勝戦に。そしてフルセットの素晴らしい死闘の末、ジョコビッチが2度目の優勝を飾りました。
- ジョコビッチが「自分史上ベストファイナル」を制す[TENNIS DAILY]
- 「自分でもどうやったのかわからない」ジョコビッチがフェデラーを倒して2度目の優勝[TENNIS DAILY]
- ゲームを支配したジョコビッチの安定感[WOWOW]
- ジョコビッチ 悪夢払拭し優勝[tennis365]
- フェデラー「自分でも驚いてる」[tennis365]
- ジョコビッチ「勝利を捧げたい」[tennis365]
フェデラーとジョコビッチのインタビュースピーチ動画も埋め込んでおきます。
決勝戦のホットショット動画も、いくつか埋め込んでおきます。まずは、ジョコビッチのドロップショットからのロブパッシング。ドロップショットに対するフェデラーの対処に逆を突かれたのか、あるいはフェイントを仕掛けようとして失敗したのか、いずれにせよ反応が遅れてもとっさにあのポイントにロブを上げられるのはセンスの賜物でしょう。
お次は、ラリー戦2連発。最初のラリーについては、スイングボレーを必要以上にコーナーを狙わずに(リスクを回避して次で仕留めようと)打っているのが凄い。ま、結果論ですが。2つ目のラリーに関しては、今度は逆にフェデラーがスイングボレーを打ち込んでの展開です。ジョコビッチのポジション取りや予測が上手いのか、あるいは、フェデラーが逆を突こうとして突けなかったのか、先の動画と同じように比較的容易にスイングボレーショットをリターンしていますが、ジョコビッチはかなり厳しいところにリターンしているのが凄い。それに反応しボレーするフェデラーもまた凄いですが。
ジョコビッチのパッシングウィナー。まさにアンビリーバボー。フェデラーのボレーはかなり低く滑ってくる球筋だったものの、しっかりと反応してここしかないというコースにナチュラルに打ち抜いています。
ほか、今大会の各種スタッツランキング。
というわけで。今大会、フェデラーが優勝できなかったのはファンとして残念です。ですが、私の想像以上に素晴らしい決勝戦となったのは僥倖でした。全体を通してどうなのかはハードコートシーズンやUSオープンをみてみないと分かりませんが、少なくとも来年のウィンブルドンもそこはかとなく明るく期待できそうです。錦織も、ハードコートシーズンでラオニッチやディミトロフに対する差を縮めてくれるはず……。なにはともあれ、近年で最も面白かったウィンブルドンでした!
以上、最後まで御覧いただいた貴方に感謝。Good luck and bless you.
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