テニス好きのへぼプランナーが綴る、奇妙に微妙なブログ。貴方のスキマ時間を2分間だけ暇つぶしできます! アクセスしてくれた人に潤いと幸運と良い1日を!

バークレイズ・ATPワールドツアー・ファイナル2013、ナダル悲願の初優勝なるか

2013.11.04

コメントを書く



へぼプランナーのふぇでら(fedelat)です。過去記事にて触れましたように、消去法的に仕方なく? 新ブログへの移転を余儀なくされた当ブログ。能動的ではないとはいえ移転したからには、見に来ていただける人に失礼のないようにもう一度アクセスしたいと思われる見た目や機能のブログにしていきたいわけで(もうテニス365の集客力が使えないのでなおさら)、今もいろいろとカスタマイズやエラー修正に追われている日々です。今もこういう状態ですし。

バークレイズ・ATPワールドツアー・ファイナル2013、開幕!

……というふうな楽屋裏ネタはどうでもいいとして、バークレイズ・ATPワールドツアー・ファイナル2013がいよいよ始まります。ジョコビッチが総合力で頭ひとつ差をつけている印象があり、マレーも腰の手術明けで欠場という状態ではありますけれども、それでもトップ8のラウンドロビンということで非常に楽しみなことに間違いはありません。また、果たしてナダルが悲願の最終戦タイトルを獲れるかどうかも見ものです。
atp_world_tour_finals_2013

今年のツアー最終戦のラウンドロビン・グループ分けは下記のとおり。

グループA グループB
ナダル ジョコビッチ
フェレール デルポトロ
ベルディフ(ベルディヒ) フェデラー
ワウリンカ(バブリンカ) ガスケ

名前だけ見ればグループBのほうが厳しいような気もしますけれども、BNPパリバ・マスターズ(マスターズ1000・パリ)2013でナダルがフェレールに敗れたことを鑑みるに、グループAもそれほどナダルにとって楽なグループとは言えないのではないでしょうか。

グループAについての個人的な展望:ワウリンカ(バブリンカ)を軸に?

ナダル対フェレールの対戦成績はナダルの20勝5敗ではありますが、ハードコートに限っていうとフェレールが2011年から2連勝中です。とはいえ、ナダル対ベルディフ(ベルディヒ)はハードコート含めてもナダルに分があり16勝3敗、ナダル対ワウリンカ(バブリンカ)となるとナダルの11勝0敗(ハードコート6勝、クレーコート5勝)。ナダルの決勝トーナメント進出は堅い気がします。

では、2位が誰になるか。フェレールがナダルに勝つ可能性があり、かつ、フェレール対ベルディフ(ベルディヒ)の対戦成績が7勝3敗(直近ハードコートで2連勝中)である以上、フェレールが2位勝ち抜けると予想するのが無難ではあります。ただ、年齢的なフィジカルの回復具合がどうなのかという懸念と、なによりワウリンカ(バブリンカ)の存在が不気味です。このグループの影の主役はワウリンカ(バブリンカ)と言っても過言ではありません。

なぜなら、ワウリンカ(バブリンカ)はナダル以外には戦績が拮抗しているからです。ワウリンカ(バブリンカ)対フェレールの対戦成績はワウリンカ(バブリンカ)の4勝7敗(直近2年では2勝2敗の五分)、ワウリンカ(バブリンカ)対ベルディフ(ベルディヒ)についてはワウリンカ(バブリンカ)が7勝5敗(直近2連勝)で勝ち越しています(デビスカップ2013では負けている)。セット数などの状況いかんでは、ワウリンカ(バブリンカ)が2位で決勝トーナメント進出する可能性もあるのでは?

グループBについての今後の展望:GS決勝戦がいっぱい

このグループについてはなかなか混沌としていると思います。言い換えれば、激戦必至のグループでしょう。まず、ジョコビッチ対デルポトロの対戦成績ですが10勝3敗でジョコビッチが勝ち越してはいるものの、フルセットの競った試合が多いです。直近の今年3試合はすべてフルセット。数字ほどジョコビッチが圧倒しているわけではありません。ジョコビッチ対フェデラーの対戦成績はというと14勝16敗でこれまた激戦必至(直近2試合はジョコビッチが勝利)。ジョコビッチ対ガスケの対戦成績についてはジョコビッチの9勝1敗ですので、ジョコビッチとしてはここできっちり勝っておきたいところでしょう。

フェデラーにつきましては、対デルポトロ戦の対戦成績が14勝5敗で勝ち越してはいるものの、BNPパリバ・マスターズ(マスターズ1000・パリ)2013で勝利を上げる以前は実はデルポトロの3連勝(すべてハードコート)でした。全盛期の勢いも衰え、腰の具合もあって試合を通してプレーレベルを維持することが困難なようにも見受けられますので、厳しいラウンドロビンになるのではないでしょうか。対ガスケ戦の対戦成績はフェデラーの10勝2敗(ハードコートで負け無し)ですので、フェデラーとしてはここできっちり勝っておきたいところでしょう。

そしてデルポトロ。ジョコビッチやフェデラーに対して互角に戦えるプレーヤーであることは間違いありません。しかも調子が良い時の爆発力はツアーでもトップ。ジョコビッチやフェデラーにとっては非常に要注意な選手であり、デルポトロが1位通過という結果も多いにあり得ると思います。といいますか……このグループ、何気にグランドスラムタイトル保持者が3人もいるという恐ろしい面子f(^^;)。とにかく、デルポトロ対ガスケの対戦成績はデルポトロの5勝1敗で2008年から負け無しですので、デルポトロとしてはここできっちり勝っ(以下略)。

今でしょ(死語)! ガスケ好きにはたまらない今年のツアー最終戦

ちなみに私、ガスケは好きなプレーヤーです。ですので、個人的にはグループBの最大の見所はガスケだと思っています。2007年のツアー最終戦出場以来の2度めの出場となるガスケ。

彼が、グランドスラムタイトル保持者3人に対してどこまで戦えるか、どこまで己の生き様と矜持を見せてくれるか。変幻自在のシングルバックハンドを駆使してどんなファンタジックなスーパープレーを魅せてくれるのか。私は、2013年ツアー最終戦の最大の楽しみとして、勝敗や結果を越えてガスケのプレーを存分に堪能するつもりです。

    Pocket


関連記事



コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。



カテゴリー Category

ページ上部へ戻る