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全米(US)オープン2014、錦織の準優勝って冷静に考えたらじわじわ凄いと思う

2014.09.11

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お疲れ様です。ふぇでらです。全米(US)オープン2014は、1988年生まれのチリッチが優勝し1989年生まれの錦織は準優勝という結末でその幕を下ろしました。大会前にはおそらく98%が予想していなかったこの結果。相手がチリッチということで非常に悔しいところではありますが、それでもグランドスラムで準優勝ということは物凄いことだと思います。
us_open_2014_fin

NHKの放送録画を最初から最後まで観ました。チリッチがかなりデルポトロライクなプレースタイルだったのかなと思って観戦開始していたのですが、正直、コート入場時のチリッチと錦織の表情からして全然違ましたねf(^^;)。錦織の顔は硬く生気がない感じでした。ウォームアップでも錦織はプレーフィーリングが悪そうな感じ……。錦織が苦手としているデルポトロとやや似たプレースタイルに進化しチリッチの調子も良かったというのもありますが、フィジカルの疲れと緊張やプレッシャーなどのメンタルの部分で錦織が自滅した部分が大きいように感じます。素人の意見ですけど。

やはりフルセットなどの長丁場な試合が今大会、錦織は多すぎました。ドロー運という部分で仕方なかったのかもしれませんが。対してチリッチは今大会ドロー運も良く、また、全豪オープン2010で既にGSベスト4経験があるということも優位に働いたような気がします。

しかし優勝ではなくても、グランドスラム準優勝は冷静に考えると十二分に凄いです。冷静に考えれば考えるほど、いちテニスファンとして動悸が激しくなる程じわじわきます。あとは、下記の選手を必ず超えて欲しいところ。現時点で最近のグランドスラムで準優勝を一度記録して以降、その後はGS決勝戦に一度も絡んでいない選手です。

●バグダティス 全豪オープン2006準優勝
●ツォンガ 全豪オープン2008準優勝
●ベルディフ(ベルディハ) 全英オープン2010準優勝
●フェレール 全仏オープン2013準優勝

錦織には、怪我なく継続してATPのTOP5に定着し、まずは1個、GSタイトルを勝ち取って欲しいところ。1歳年上のデルポトロやチリッチがGSタイトルを獲得している以上、錦織に獲得できないわけがありません。今後ともしっかり見守り応援していきたいと思います。

以上、最後まで御覧いただいた貴方に感謝。Good luck and bless you.

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