肩インピンジメント症候群からようやく復帰しつつある、へぼプランナーのふぇでらです。さて、アディダスのクライマクール・アディゼロ・フェザー3が普通にアディダスUKの公式ネットショップで販売されていましたので、ネタにしてみます。
画像は、おそらく全豪オープンモデルと思われるカラーリングのものです。これまでのキープコンセプト&マイナーチェンジな流れから一転、一見してなかなか期待できそうなシューズに仕上がっていると思われます。アッパーは昨今のテニスシューズの流行りともいえる粗いTPUメッシュを採用し、通気性と耐久性を両立。
両サイドはバンドで補強されていることがわかります。素材や構造としてそんなに硬くサポートはされていないようにみえますが、透明の樹脂で表面が補強されているように見え、適度な左右の制動力は見込めそうです。アディダスの三本線は、スピード感とシューズ全体の流れを見る者に感じさせるよう、デザイン的に斜めにスラントさせています(この意匠は旧モデルから連綿と踏襲されています)。
TPUメッシュの密度は、部位により変更されています。耐摩耗性や耐久性が要求されるつま先部分や親指側側面は、メッシュパターンではなく全面TPUとされておりそのあたりもぬかりはありません。また、バリケード8と比べて構造がスリムでフィット感のありそうなシルエットとなっています。特に中足部後方の両サイドはかなり薄い構造のような……。
ヒール部分には、“SPRINTFRAME(スプリントフレーム)”という刻印がされたTPU製のスタビライザーが搭載されています。デザイン的にはアディダスのロゴが縦置きでかかと部分にプリントされており、後方からみてもなかなかスマートで格好良い見た目のシューズになっているのではないでしょうか。
アウトソール&ミッドソールは、アディダスではおなじみのトルションシステム採用。その他にアディダスのmicoach機能にも対応。目につく点としましては、アウトソールに“15°BEVEL”という文字が刻まれています。15度の傾斜がついている(あるいは15度の角度で溝が掘られて屈曲しやすくしている?)ことで何の効果が生まれるのかは定かではありませんが、わざわざPRしているということは何らかの効果があるのでしょう。
カラーパターンはもう1種あり、アースグリーン×スライムグリーンの画像は下図のとおり。
バリケード8を買おうかと思いつつ、いやオムニ・クレーモデルはダサいのでゲルソリューション・スピード2にしようかなと悩んでいたところに、クライマクール・アディゼロ・フェザー3という思わぬ魅力的シューズの登場。個人的に新年に向けていろいろ多角的に検討してみようと思います。
以上、最後まで御覧いただいた貴方に感謝を申し上げます。Good luck and bless you!
このシリーズは色のチョイスが良い
軽くて剛性不足ではある
カカトのプリントがダサい
斜め3本線が短くなったのも乙
配色は確かに良いですね。適度に目立つ色でありつつ、ウェアとのコーディネートに困るほどきわどい自己主張する色でもありませんし。
剛性については、このシリーズ当初から指摘され続けていることなので、剛性はバリケードに任せてこのモデルはしなやかさや軽さという特性を伸ばすということなのかもしれません。とはいえ、現行モデルより多少のアップは期待したいところ。
かかとのプリントは……個人的な感性の問題なのでなんとも言えませんが、バリケード8よりは好みです。狙いすぎている感はありますけれどもf(^^;)。
斜め三本線に関しては現行モデルよりも短くなって、アディダスのシューズであると自己主張するシンボルマーク感は控えめになり、ただのデザイン意匠と言ってもとおるほどの存在感ですね。そういう意味では、ナイキは大変だなぁと思うこともしばしば(笑)。
来年はアディバリ5も復刻されますので、選択肢が豊富ですね。
アディバリ5が復刻するのですか。まったく知りませんでした(汗)。情報ありがとうございます。しかしターゲットはどういった層なのでしょう……。
安定感、剛性、耐久性は近年テニスシューズでも出色の出来で特筆すべきものがあると思いますので、そういったものを求めるツワモノといいますか豪の者が買うのでしょうか。それとも、サフィンやコリアファンが買うのかもf(^^;)。
すみません、アディバリ4と5を間違えておりましたm(_ _)m。
したがいまして、5とサフィン&コリアは関係ありません。
※4発売当初、サフィンとコリアがシューズのイメージプレーヤーとして各広告媒体に出ていた